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身体と物理的な安定 [身体の使い方]

 今年は、各地で非常に強い台風が次々発生しています。次はいつ襲ってくるか、決して他人事ではなく私達も用心しなければならないですね。

 今日もフィリピンには、あの21号よりも強力な22号が接近しているようです。あまり被害が出ないことを祈るばかりです。


 ところで、衛星写真等で見ると台風の形は、その雲が渦を巻くように中心の目に向かって集まるようにできていますね。この渦巻構造は、台風のように求心性をもった力や、逆に高気圧のように遠心性をもった力が辿りつく、この宇宙では物理的に安定した形態なのだそうです。そういわれてみると成程、銀河系の形や渦潮、竜巻などが渦巻構造であることが腑に落ちます。


 私達も、長時間座っていたりすると、よく足を組みたくなります。時折恐ろしく組んだ足を軸足に巻き付けて座っておられる方も見受けます。立っている時も左右対称ではなく、あえて片足を投げ出してどちらかの肩を下げたり上げたりしている方も、よくみると体がツイストしているのが判ります。体をねじると安定して動かなくなるので、長時間立ち続けたり、座り続けるには便利なのでしょう。
 ただ、体の組織や背骨がツイストすることを固着させ始めると、あまり良くない症状が出る原因になるかもしれません。ちょっとした腰痛や肩こりはもちろん、腕や肩が上がらないとか、背中や首が痛むなど・・・。ご来院される方を見ていると、背骨が側弯したり、指が曲がったり、足の甲や踝に痛みがでたり、片目から涙が出やすくなったり、胃が下垂したりする現象も関係あるのではないかととよく感じます。

 左右対称でいることが苦にならないためには、ちょっとしたコツをつかむといいのですが、ことばで説明するのは難しく、あえて説明しても簡単には解ってもらえないと思うので、ここには書きません。ただ、このブログをたくさん読んで下さっている方には、あちらこちらで既に読んだことのあることです。

 ご来院いただければ、言葉よりも解りやすく、お体で感じて理解していただけるよう整体させていただきます。気になる方はぜひ一度ご来院ください。


肩こり、腰痛、頑固な痛み、シビレなら、東洋整体術仲町台療術センターにお任せください。

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9月になりました。

 ようやく猛暑も弱まりましたが、今度は台風に地震と新たに災害が続いています。
 被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。


 日ごろはあまり気づかずに生活していますが、このような時、我々人類が生身の姿で生きていくには、自然環境がある一定の範囲内で安定していることがなくてはならないのだと、改めて気づかされます。


 生命体の仲間には、氷河期を生き抜いたり、巨大隕石やスーパーボルケーノ後の荒野を生き抜く強い種族がいて、それらのおかげで全地球規模の絶滅災害を乗り越えて私達のような現代の生命たちにバトンを引き継いでいるのだそうです。


 逆に言えば、何が起こるかわからないこの地上で、極寒や炎熱地獄から身を守る殻をかなぐり捨てて、リスクにかけたからこそ、恐竜も人類も地上の繁栄を手にしたということになるでしょう。
 もっと言えば、私達人類の体は、地上の環境の調和を旨として、その前提に立ってリスキーに使わないと本領を発揮できないのです。

 実は腰痛も肩こりも、私たちの体の中の不得意な守る仕組みを作動しすぎると起きやすい現象です。誤解を恐れずに言えば、スポーツが体にいいのは、怪我と隣り合わせのリスキーな行為をうまくやり遂げるからこそです。スポーツをしておきながら、守る仕組みを作動させると、腰が引けたようになりパフォーマンスが悪くなるのはもちろんですが、逆に怪我をしやすくもなります。また一方で、怪我をしてしまうと、リスキーに動くのが怖くなるので、悪循環に陥って体が動きにくくなりやすいのです。


 ある意味やっかいな体ですが、天から与えられた才能でもあります。この地上に二足歩行し、腕を大きな可動域で自由に使い、脳を限りなく大きく発達させる。そんな特殊な生き物は他にはいないません。


 この人間らしさを精一杯発揮して生きていけるよう、皆様のお手伝いをさせていただくのが、私たちの仕事だと思っています。

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いい姿勢~「頭の上から糸で釣り上げられているように」とは? [身体の使い方]

 いい姿勢とはどういうものかという問題に対して、よく「頭の上から糸で釣り上げられている、もしくは釣り下がってるように」と解説されていることがあります。

 美容や健康に気をつけようと考えはじめた時、私もそうでしたが猫背だったり姿勢が悪い自覚のある方は、まず姿勢をよくするために頑張ろうとすることでしょう。
 しかし頑張れば疲れます。疲れてくるので、気がつくとまた猫背になっています。

 そこで、肩甲骨から背骨を硬めて動かないようにして釣り上げれば、ある程度この言葉に似た状態を長く維持できるかもしれません。そこでこの言葉をそういう意味だと思い込んでいる方が少なくありません。
 しかし、背骨を固めて動かないようにすれば、いつか背骨のあちこちにロックがかかって体がコチコチに固まってしまうことでしょう。ボキボキ背骨を鳴らしてロック解除すればまた動くようになりますが、動かないようにしながら動かすという、そんな酷使に背骨はいつまでも耐えることはできません。
 また、背骨が体を動かないようにロックすれば、内臓にも悪影響をあたえます。呼吸は浅くなり、循環は阻害され、消化活動にもよくありません。体も歪みます。
 手足はしびれ、膝も指も曲がって痛みに苦しむことになる場合もあるでしょう。
 ボキボキしたり長風呂したりしながら体の不調をだましだまし乗り越えても、いつか年とともに本当に大変な時が近づいてきます。

 実は「頭の上から糸で釣り上げられている、もしくは釣り下がってるように普段から姿勢を作る」という言葉の意味は、いい姿勢になるために力を入れてうまく作れた時には、自分の力で釣り上げ続けるのではなく、あたかも頭の上から糸で他の誰かに釣り上げられているように、もしくは他の誰かの力で釣り下がってるように、力を入れ続けなくてもいい状態になる、そんな姿勢~フォームが存在するという意味なのです。
 
 さてこの他の誰かとは誰でしょう?それが解かれば、いい姿勢の謎が解けます。

 それはある人に言わせれば自然治癒力というものです。自律神経という人もいるでしょう。瞑想の境地なんていう人もいるかもしれません。無意識な深い呼吸が大事という人もいるかもしれないですね。

 いずれにせよそれらはつまり、この地球の大地の上に人類が繁栄してきたこの数百万年の間継続している安定した自然界のバランス~物理法則や化学反応の安定した傾向等がもたらす力の調和~を取り入れた体のメカニズムといったものなのです。それを東洋医学では陰陽五行の調和と表現します。

 このように説明すると難しい話になりますが、実際にはもっと感覚的なものとして理解できます。

 それは歩き始めたばかりの赤ちゃんが、研ぎ澄まされた感覚で大きな頭を小さな体で支えて、腰痛や首肩こり知らずでいる時にやっていることです。野生の生き物が研ぎ澄まされた感覚で、高い運動能力を発揮しているときにやっていることです。
 
 赤ちゃんがお座りしている姿はいかにも「頭の上から糸で釣り上げられている、もしくは釣り下がってるように」見えませんか?

 年をとってもシャンとしている方も、並外れて力が衰えないわけでも、意思の力が強いわけでもありません。そのコツを知っているからシャンとしていられるのです。

 上手下手はありますが、誰もが赤ちゃんの時にはできていたはずのこの感覚を、ストレスや怪我などの積み重ねの中で、多くの方がいつしか失っているのかもしれません。
 
 この感覚を整体で感じられるように取り戻していくことをお助けするのが、当院の目指すものです。ぜひこの感覚を味わってみてください。

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自由からの逃走 [東洋医学]

 昨日、社会学者の日高六郎さんがお亡くなりになったそうです。

 あまり勉強熱心な学生ではなかった私ですが、翻訳されたE.フロムの『自由からの逃走』は基本中の基本書として読んで、それなりに感銘を受けたことを覚えています。
 第二次大戦前のドイツ国民が、封建社会から近代社会へ移行することで手にした自由によってもたらされた自由のもうひとつの側面~孤独を恐れるようになり、逆に自由から逃れるように、ナチスの狂信的な国家主義に陥っていくという内容(理解が浅かったらすみません)でした。


 人間は自由を求め、いざ自由を手にすると怖れるようになるという考えは、整体にも通じるところがあります。


 成長とともに不自由だった新生児がついには立ち上がり、いつしか我が物顔に走り出すようになります。二足歩行という不安定さとの引き換えに手にした、前後左右に自由に動き回れるこの仕組みを、大人はやがてもてあまし、背骨を固めて反り返って寄り掛かるところを求めたり、逆に背骨からぶら下げて猫背になったり、もっと安定を求めてゴロゴロ寝転がって休息したりすることを好むようになります。

 神のように自由でありたいと願った素朴な思いは、神ではなかった自分の非力さから逃げ出そうとする悲劇に終わる。

 自由をそんな風に捉えると救いはありませんが、東洋思想~東洋医学なら、ちょっと別の見方、考え方で自由を生き、自由を楽しむことができると思っています。



 そもそも自由とは西洋的な考え方では闘争と力により不自由や抑圧からの解放としてまず意識され、解放の先にあるのは、理性によって自律した市民、公民なのか、具体的なイメージは難しいですが弁証法的止揚の状態とか、あるいは神をも乗り越えた超人か、ということになるのかもしれません。人類の進化という感じですね。逃げ出したくなる気持ちもわかるような気がします。

 東洋思想では解放のその先の究極の自由というものがあるとすれば、陰陽五行の考え方で捉えることで、陰陽の中点、五行の調和の中点にあることとなり、それは一日の時間の流れの中で、一年の季節の流れの中で、絶えず変化する世界にその都度調和し対応できているという状態になるのではないでしょうか?
 ともすれば大自然や人間社会の圧倒的なパワーを前に翻弄されがちな私達が、バランスよく波乗りのようにひょうひょうと生き抜いたり、合気道のように襲い掛かるパワーを逆手にとって自らのパワーに変換する、それこそが水墨画に描かれた仙人のような存在であるということなのかもしれません。


 話が大きくなってしまいましたが、自由の不安定さをそのまま受け止め、調和~バランスすることで不安定を生き抜くだけでなく、パワーと美しさを手にする。東洋的な考え方~体の使い方の極意とは、そのようなものだと私は捉えています。
 姿勢をよくしようとすると疲れる・・・そんな風に感じている方は、ぜひ当院の整体を体験してみてください。姿勢がいいことは、調和の中から湧き上がるパワーでいい姿勢を保てる、とても楽で気持ちのいいものです。それはきっと、小さな子供のころは誰しもが多かれ少なかれ感じていたはずの腰痛や肩こり知らずの軽やかな体=初めて立ち上がって歩く自由を手に入れた時の喜びと似たものなのです。



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コルンゴルト [オススメ!]

 今日は、東洋医学でもカラダの話でもなんでもなく、私の趣味のお話です。

 普段から音楽が好きで、音楽に関するカラダの使い方について特に日ごろから研究しているので、音楽家や音楽愛好家の方もよく整体院に来てくださっているのですが、そんな好きな音楽の中で、特に好んで聴いているのが、コルンゴルトという作曲家の音楽です。


 You tubeでたまたま見つけたのですが、Korngold Slatkin BBC Documentaryというタイトルの動画で、英語弱者の私でも、BBCが制作したコルンゴルトに関わる音楽番組だということが判って再生してみたら、38分ごろに、music for deception unfortunately not used というスコアが出てきてそれを演奏しているシーンがあって、ちょっと興奮しました。 

※はじめの方一分半くらい、無音の場所があります。

 コルンゴルトのCDは結構集めているのですが、こんな未発表曲があるとは驚きました。きっと他にもお蔵入りのスコアはあるんでしょうね。彼は映画のサウンドトラックを数多く作って、ハリウッドのクラシカルサウンドの先駆けとなったともいわれています。ジョン・ウィリアムスのスターウォーズのテーマによく似た曲もあります。もちろんコルンゴルトが先なんです。

 実際このドキュメンタリーにもジョン・ウィリアムスが出ていて、コルンゴルトの音楽について語っているのです。


 興味のない方にはなんのこっちゃという話題ですが、お知らせしたくてついブログに書いてしまいました。よろしければ聴いてみてください。


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乳中(にゅうちゅう)穴 [東洋医学]

 今日は、ツボのお話の続きです。

 前回は膺窓(ようそう)穴でしたので、今回は乳中(にゅうちゅう)穴です。このツボはその名のとうり、乳頭の中心にあります。
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 鍼灸では使ってはいけないツボとされていて、母乳に関する問題がある場合などにハリやお灸以外の方法で用いますが、通常はあまり使うことはありません。

 ただし胃経の経絡は、缺盆から乳根まではこの乳頭=乳中穴のラインに直線状に並んでいるので、そのラインを探すのにとても便利な目印になります。

 整体でも直接触れて施術するわけではありませんが、肋軟骨と肋骨の境目の中央部として外肋間筋や胸横筋の重要な付着部になるため、胃経のパワーが肋骨を引き締める鳩胸の改善ポイントとして、また縦隔という胸膜や心膜、またはそこに配置される諸器官の歪みの調整するときのポイントとして意識することはあります。また、リンパや乳腺の体液の正常な流れを意識して施術するときのポイントとして使うこともあります。いずれにせよ、遠隔操作ポイントとして意識するといった使い方になります。

 このように人体の中では、とてもパワフルでしかもデリケートなポイントですので、重要なツボですが、一般の方には安易におすすめすることはできないツボ~経穴になります。

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硬くなった体を柔らかくしたいときには [身体の使い方]

 四月になり桜も咲き、春どころか初夏のように暖かい日が続いてますね。

 こんなときは、冬の間寒さでこちこちだった体を動かしたくなる方が多いのではありませんか?


 気のせいか電車のホームや、近所の公園などで体操のようなことをしている人をよく見かけます。昨日の出勤途中も見知らぬ人の体操?を見て、そんなことをしてはいけませんと思わず声をかけてあげたくなりました。


 硬くなった体~腰や背中を柔らかくしたいときに、やってはいけないこと、やらないほうがいいことがあります。

 それは、背骨を中心軸にして、体をひねったり動かそうとすることです。


 背骨の最も重要な役割は、脳から背骨を貫く脊柱管を通って下りてくる、脊髄を守ることです。脊髄損傷の大けがをした人の話を聞いたことはありませんか?近年では自民党の幹事長だった谷垣さんが自転車の転倒事故で脊髄を損傷して半身不随になりましたよね。


 脊髄は背骨が動きを制限してくれることで、体をひねったりねじったりする力が脊髄の一点に集中しないように守られています。また、自動車事故のような強烈な力が脊髄に襲ってきたときには、首のように最も弱い部分に自動的にロックをかけて守ってくれます。そのかわり事故後しばらくはムチウチ症状で首が動かなくなってしまいますが・・・。さらに立ち方座り方にもよりますが、長時間同じ姿勢でいるような強いストレスからも、背骨は脊髄を守ってロックをかけることがあるでしょう。ロックがかかると、ギックリ腰のように痛みを出して動きを制限することもあるでしょう。


 というわけでコチコチになった体を動かしてほぐしたい時、守りの要である背骨が可動を制限しないようにするためには、

 ①たとえ動かしたい、柔らかくしたいのが首や背中、腰の一部分であっても、動かす力を首や背中、腰の動かしたい部分に集中させるのではなく、全体をなだらかにループさせるように、足首から膝、股関節で回転を始めて、尾骨、頭蓋骨まで緩やかに回すことです。そうすれば、結果的に首も腰も柔らかく大きく動くことができます。

 ②体幹を回転させたい時は、体幹の回転軸は背中~背骨ではなく、内臓のある体幹の中心を回転軸にして、腹筋を効かせながら、背中に力が入らないように回すことです。背中に力が入ると背骨は守る仕事を始めてしまいます。背骨は回そうとすると回らなくなりますが、やさしい力で力まずに息を止めずに体幹の中心から回せば、中心軸に巻き付くようにループして動いてくれます。
 あなたがうまく首を回して後ろを振り向いた時、首の骨=背骨は前に回り込んでいなければなりません。顔が後ろを振り向いているのに、首の骨も背骨も後ろを向いていたらエクソシストの悪魔にとりつかれた女の子のような恐ろしい姿になってしまいます。

 騙されたと思ってやってみてください。背骨はいじめてはいけません。危険な運動は怪我のもとになりますからご注意ください。

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関節 [身体の使い方]

 関節とは、骨と骨とのジョイント部で、骨格で覆われた体の中で、骨に妨げられずに動かすことができるポイントです。


 しかし、じっと同じ姿勢を取り続けたいとか、細かい作業をしたいので体がしっかりブレないようにしたいとか、力を入れて作業をしたいので体がグラグラして力が分散しないようにしたい等の必要を感じた時、関節が動くことを制限しなければなりません。


 しかしこれは、やり方次第では後に体に歪みを引き起こすだけでなく、希望しているパフォーマンスの質を低下させることが多いのです。

 関節を動かなくすることを達成するためには、何らかの力が必要です。それは、その関節が存在している空間で、最も力の強いものにさせるのが理に適っています。


 そしてそれは大抵の場合、残念ながら人間ではありません。地球です。(地球の重力と戦わなくてはならないジャンプのような動きは別です。私たちの体は若くて健康ならば、ジャンプのようなほんの一瞬、その負荷に耐えられるようにできています。)

 その大抵の場合には、地球の重力がその関節のブレない方向に働くように、体の形を工夫することが人間のできることです。それはスポーツではフォーム、武道では型、書道や音楽では姿勢などと呼ばれるものです。

 その工夫がうまくいけば、パフォーマンスは体重の載った力、流れのある書体、生き生きとした声や楽器の鳴り等として現れます。

 常に自分の力だけで動く人~何をするにも力を入れて息を止めて勢いをつけて動く人(勢いをつけないと動けない人)は、次第に地球との力比べに負けて、体~特に関節まわりが悲鳴を上げていきます。
そのようなタイプの人は、じっとして動かないようにするにも足を組んだり、椅子の下で足をつま先立ちのように立てていたり背骨の硬さによりかかったりぶら下がったりしていることが多いでしょう。これは実は地球の重力と戦って可動を制限してじっとする行為なのです。

 スポーツや音楽、書道などのパフォーマンスを上げるには、フォームと感覚~コツの習得が欠かせません。日常生活にもコツやフォームがあり、それを習得すれば、驚くほど生活が楽に生き生きと過ごせるようになります。

 当院ではそんなアドバイスをご要望があればさせていただいています。ぜひ一度お試しください。
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膺窓(ようそう)穴 [東洋医学]

 今回は久しぶりにツボのお話です。

 前にツボのお話をしたのは、2015年の4月3日ですから随分間が空きましたが、肺経、大腸経、胃経と順を追って紹介してきて、胃経の屋翳(おくえい)穴まで来たので今回は膺窓(ようそう)穴になります。
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 膺とは胸の肉、つまり大胸筋を指します。水平方向に形成された大胸筋の盛り上がった胸骨部と斜め下方向に下部を形成する胸肋部との境目のすぐ下にあたり、内部では心臓の上部、肺も上葉との境目にあります。つまり、運動器たる上肢の動きに合わせてしなる胸部と、内部に可動を好まない内臓器がある胸部の境目なのです。
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 ですから、呼吸器や循環器の調子を整える部位でもあり、脊柱側弯や五十肩等にも影響がでる部分です。


 このように非常に重要な場所ですが、肺がすぐ下(内部)にありハリでも事故が起きやすい経穴ですから、一般の方が強く押したりグリグリしたりする簡単なツボ療法には向いていません。何層にも重なっているこの場所の周囲の筋肉や胸膜等のよじれやひきつり、コリを、直接よりむしろ離れた場所から丁寧に外していくことで経絡の流れを取り戻すよう整体しています。

 当院ではむしろ、これ以外の場合でも、グイグイ押したり揉んだりするやり方で経絡やツボの使うことはありません。何故そこにその経絡や経穴(ツボ)があるのかを理解した上で、それを利用するのです。ツボの名前と場所と効能を暗記して、試験に合格しても現場ではほとんど役に立ちません。筋肉がどう重なっているのか、内臓や神経、血管、膜が、どういう役割で、どう付いて、どうつながっているのかを把握して、さらにそれが実際に施術している体ではどうなっているのかを感じることができれば、おのずとそこが重要な療術ポイントで、どういう刺激や圧をかければいいのかがわかるということです。
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このブログについて

 筋トレについての長いブログの後に、何を書こうか考えているうちにちょっと間が空いてしまいました。
 今回改めて、体のことについて普段考えていることを一般の方に伝えることの難しさを実感して、次に何を書くべきか考えあぐねていたのです。


 短く解りやすく書こうとすれば、あまりに表面的なことしか書けませんし、長く本気で書こうとすれば、読みにくいだろうし伝わりにくいだろうしで悩みどころです。
 取引先のいろいろな方からも、「こんなに長く専門的なことを書いても、正直誰もそれを求めてないし、お客さんには読めませんよ」などど言われてしまい、それもそうだなあと、我ながら苦笑するしかありませんでした。


 しかし結局、できるだけ短くできるだけ真摯に書くしかないのだと諦めて、わかりやすく、しかも表面的でないおもしろい情報をおとどけできるよう今後も努力していこうと思い至りました。

 このブログはでは今後も少し本格的な内容を目指します。
 Hot pepeer beauty のブログでは、もう少し気軽な内容を、サブブログでは、看板用に描いているペン画などについて書いていこうと思っています。


 よろしければ次回からもおつきあいください。

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