So-net無料ブログ作成
検索選択

気戸穴(きこけつ) [東洋医学]

 急に涼しく秋らしくなってきましたね。ブラックボードにもこんな絵を描いてみました。


DCIM0015.JPG


 さて今日も、ツボ~経穴、経絡のお話をしましょう。


 前回は缺盆穴でしたので、今日は気戸穴(きこけつ)です。
胃経.jpg

 名前の由来は、文字通り、気の戸、つまり気の門戸とか扉といった意味になります。気とは何かというと、テーマが壮大すぎて気軽には説明しにくいですが、元気とかエネルギーといったイメージでここでは、あえて大まかにとらえておきましょう。
 ただこの経穴の場所が肺の上部にありますので、呼吸によって体内に取り入れられる「気」~天の気、大気中のエネルギーといった意味合いも強いように思います。
 実際この経穴は呼吸器系の症状に対応しています。


 また、このツボは喘息にも効き目があります。実は私自身、幼い頃は小児喘息で非常に苦しい思いをしていました。その経験からしても、この経穴が効き目があるということが体感としてよく解ります。


 ヒトは通常(運動等で大量に酸素を必要とする時以外)は無意識に、自律神経の作用で横隔膜を主に使った呼吸をしています。


 吸気では横隔膜の筋肉が内臓を押し下げて息を肺に呼び込みます。
kyuuki.jpg

 無意識に必要なだけ膨らんだ肺は、横隔膜の筋肉が脱力すると今度は内臓に自然に押し返されます。すると息は受動的に少しずつ出て行きます。息を吐くということは力が抜けて自然発生する現象なのです。ですから皆さん息を吐いてリラックスしようとするわけです。
koki.jpg

 ところが喘息になると、呼気、つまり息を吐くことがうまくできません。何故なのでしょう。私は医師ではないので喘息一般について語る資格はありませんが、自分の場合はどうだったかについてお話してみましょう。


 大元の原因はわかりませんが、幼い頃川崎の工業地帯のすぐそばに住んでいた私は、その地域の子どもに多く発生していた喘息にかかってしまいました。その地帯の子どもすべてがなっていたわけでは無いはずなので、素因が私自身にあったのかもしれません。


 私は子どものころからいわゆる鳩胸体形でした。喘息のせいでなったのか、鳩胸のせいで喘息になったのかは不明です。
 ともかく鳩胸だったことで呼吸のメカニズムが作動しにくくなっていたことは確かです。つまり、鳩胸ということは、前回や前々回にお話した胸が開いている体形だったということです。
DCIM0010胸が開く.jpg

 この体形では横隔膜を押し上げる力は、肋骨を伝って背骨に集まってしまいます。
zensoku.jpg
したがって自然な呼気が発生しにくくなっていまうのです。したがって、運動をしているわけでは無いのに胸の筋肉で肺を縮めて息を吐き、胸の筋肉で肺を広げて息を吐かねばならず、無理な力みを常に呼吸器に強いています。そのせいで炎症も発生しやすくなり、呼吸が苦しくなり、より力をいれて呼吸せねばならず、悪循環にはまっていってしまったのです。


 そこでこの気戸穴です。開いてしまった胸の扉を締めて、内臓の押し返す力の流れを肺に呼び戻し、閉じてしまった気道の流れの門戸を逆に開くために重要な位置に、この経穴があるのです。


 喘息の場合だけではありません。鳩胸でなくても普段から肩こりや頭痛、腰痛のある方は、骨盤や胸郭が開いてしまっているので呼吸がしにくいと訴えて、整体にこられるケースも少なくありません。姿勢を良くするということは、背骨や肋骨周りの筋肉で頑張ることだと思い込んでいる方、リラックスするということは、背骨によりかかっていること、あるいは背骨にぶら下がって猫背になることだと思い込んでいる方は、この呼吸の自然な無意識な力で美しく自然に胸を張り、リラックスできることを忘れてしまっているのです。くわしくは、前々回の記事「力を抜く方法(その3)をご覧ください。


 思い当たる方がおられましたら、ぜひ一度ご来院ください。



 つらい腰痛、がんこな肩こりでお悩みの方は都筑区仲町台の整体院、東洋整体術仲町台療術センターへお気軽にどうぞ。ギックリ腰や寝違え、ヒザや足腰が痛くて歩くのがツライ方もどうぞ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。